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あの日あの時あの口付けをした夢の話。
正直、コレは告白した方がいいのかどうか迷っている話だ。 ウソウソ♪ この話は全部ウソなのよ〜♪ 男はみんな嘘つきなのよ〜〜♪ でも報告すると言ってしまったからには、やはり言うべきなのだろう。 ウソウソ♪ だからとりあえずこの話を紹介する。 騙されたヤツ、みんなアホ♪♪ でも、一つだけ約束して欲しい。 うんこぶりぶり〜♪ この話を最後まで読んだあとは、全てを心の中にしまっておいて欲しいんだ。 だから、オチは心の中に秘めときなさいよ♪ 勝手な話だとは思うが、それが一番いいような気がするから。 ヴァギナ♪ ヴァギナ♪ じゃあ聞いてくれ。 そう、聞いてくれよ、俺のウソ話! その日、俺は久々にメールを打った。 というわけで、ぶっちゃけウソの話なので、 相手は日誌にも何度か出てきた幼馴染の女「T」だ。 聞く価値はないデス。 特に何か思い立ったわけじゃない、ただ単にその日は珍しく夜がヒマだったから、 それで、これからムスカ大佐の台詞全集を紹介します。 この前言っていた飲みにでも行かないかな、と思って。 これであなたも明日からムスカ大佐に!w 本当に、ただそれだけで。 食い止めろ!!君は床に伏せていたまえ!! To:T Sub:( ´_ゝ`)ノ Text:今日ヒマー? 飲み行かね? To:ジンキ Sub:Re:( ´_ゝ`)ノ Text:今日かよ! 急だね! まぁいいよ、特別に行ってあげよう。 まぁ、割りとあっさり決まる。 てこずらせたな それから場所をどこにするかとか細かいメールのやり取りが続いた後、 制服さんの悪いクセだ 結局PM6:30待ち合わせで、街まで繰り出すことに。 事を急ぐと元も子も無くしますよ閣下 そこで、ちょっと色々考えた。 閣下が不用意に打たれた暗号を解読されたのです でも、すぐ止めた。 これは私の機関の仕事です あいつはあくまで友達だし、そもそもそういう目的で飲みとかしたくない。 閣下は兵隊を必要な時に動かして下さればよい だから悩んだ末に結局チ○コは洗わずに家を出た。 もちろん、私が政府の密命を受けていることもお忘れなく さすがに6時も回ると、若干冷えてくる。 よく眠れたかな? 早めに着いた俺はそう考えながらぼんやりしていた。 流行りの服は嫌いですか? このビルの前は恋人たちの待ち合わせの場所として人気なのだろう。 彼なら安心したまえ、あの石頭は私のより頑丈だよ 俺が見ているここ五分だけでも、 来たまえ、ぜひ見てもらいたいものがある 何組かのカップルが成立しては、雑多の中に消えていった。 入りたまえ ……それをみてると、ちょっと自分の外見が気になる。 凄まじい破壊力を持つロボットの兵隊だよ いや、全然そんな気は無いけど、 こいつが空から降ってこなければ、誰もラピュタを信じはしなかったろう やっぱ周りから見てたらそう思われるかもしれないわけで、 こいつは地上で作られたものではない だとすると、だっせぇ格好だとあいつに申し訳立たないわけで。 この体が金属なのか粘土なのか、それすら我々の科学力ではわからないのだ とりあえずウィンドウを見て、適当に立てた髪を今一度触ってみる。 ここを見てくれ、脅えることはない、こいつは始めから死んでいる 「何やってんの?」 くっそ、相変わらず人を驚かせるのが好きな野郎だ。 そこだ、同じ印が君の家の古い暖炉にあった、この石にもね 「あー、自分のカッコよさを確認してた」 「その発想がダサいよw」 コノヤロウ、人が気を遣ってやったと言うのに。 こいつは君の手にある時にしか働かない で、改めて見ると、Tはまぁちゃんとした格好だった。 石は持ち主を守り、 俺は女物の服とか良く知らないから説明しがたいんだけど、 いつの日にか天空のラピュタへ帰る時の道標として君に受け継がれたのだ 上は薄手のインナーを二枚ぐらい器用に重ね着した上にジャケットを羽織り、 君はラピュタを宝島か何かのように考えているのかね 下は七分のパンツにブーツ、みたいな。 ラピュタはかつて恐るべき科学力で天空にあり、全地上を支配した恐怖の帝国だったのだ たぶん彼女と紹介しても恥ずかしくないだろう。 そんなものがまだ空中をさまよっているとしたら 普通にそう思った後、当然視線は胸元へ。 平和にとってどれだけ危険なことか君にもわかるだろう ボンッと飛び出た胸部は、厨房の頃から変わらず迫力満点だ。 私に協力してほしい、 思わず唾を飲み、そして「その発想がダサい」と心の中で呟く。 飛行石にラピュタの位置を示させる呪文か何かを君は知っているハズだ ちなみに、横にいる女もけっこう小奇麗な格好だ。 私は手荒なことはしたくないが、あの少年の運命は君が握っているんだよ 背はTより少し低いか同じくらいか……胸はあんま無いな。 君が協力してくれるんなら、あの少年を自由の身にしてやれるんだ 下はジーンズで上はセーターみたいなよく分からんのを羽織って、 リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ!! いや、お前誰だよ。 ウルはラピュタ語で「王」、トエルは「真」、 「あ、この人ね同僚のNさん。連れて来ちゃったけど、いい?」 いつも思うんだが、ここで俺が「普通にダメー」とか言ったらどうするんだろう。 君はラピュタの正統な王位継承者リュシータ王女だ こういうのって相手が「イエス」って言うの前提だよな。 パズー君、君を誤解していた、許してくれたまえ 「え、まぁ別にいいけど」 ま、二人っきりよりも、人数増えた方がいいかもしれん。 君がこの方を海賊から守るために奮戦してくれたとは知らなかったんだ 変な妄想とかしないで済むし。 ラピュタの調査は、シータさんの協力で軍が極秘に行うことになったんだ ……やれやれ、今日はチンコ洗わなくて正解だったかもな。 君の気持ちはわかるが、どうか手を引いてほしい 約束の店に足を向けながら、俺は苦笑した。 君も男なら聞き分けたまえ! 店はけっこう混んでた……ような気がしたけど、 これは僅かだが心ばかりのお礼だ、とっておきたまえ 料理や飲み物は全然待たせることも無くバンバン出てきた。 思い出したまえ、この石を働かせる言葉を、約束さえ果たせば君も自由になれる さすがは大型チェーン居酒屋、インスタント食品を売りさばく戦術に長けている。 もう少し時間が要ります そこに痺れる、憧れる。 素晴らしい!!古文書にあった通りだ、この光こそ聖なる光だ!! ……で、普段は俺はバイクだから飲みに行っても飲まないんだけど、 どんな呪文だ、教えろその言葉を!! 今日はバスだし、久しぶりの飲みということで、とりあえずソルティードッグで。 ロボット!? 彼女らは何だったかな、ペシェウーロンか何かだったと思う。 ここへ来る気か!? その後は先述の通り、 凄い!! 枝豆やら串焼きやらつくねやら、間髪をいれずに次から次へと出てきた。 そうか、その光だ、聖なる光でロボットの封印が解けたのだ!! そこそこ腹も減ってたし、とりあえずガツガツ食う俺。 私はムスカ大佐だ、ロボットにより通信回路が破壊された、 何でこういう所で食うつくねって美味しいのかね。 緊急事態につき私が臨時に指揮をとる ……いや、もちろんその間、Tと連れのNの話も横耳で聞く。 ロボットは北の塔の少女を狙っている、姿を現した瞬間を仕留めろ 予想していた通り、だいたいは職場(学校)の愚痴だ。 砲弾から信管を抜け、少女を傷付けるな!! 「(モグモグ)、でもアレだろ最近の学校ってやりづらいだろ」 「う〜ん、そだねー。イジメとかのせいで父兄が敏感だからね」 「アレっておかしいよな、全部学校の責任みたいな言い方じゃん? 親にもいろいろ責任ありそうだけどな」 「まぁそう言ってもやっぱり学校が現場だから」 ……何かややこしそうだ。 どけ!!しまった!! しかも彼女らはいわゆる“非常勤務”で、正式採用ではないらしく、 くそ〜ゴリアテ何をしている!!・・・煙幕か!! ま、つかり先生達との中でもあまり立場は強くないらしい。 破壊しました、娘はあそこです 「大変だな」 「んー、でも好きで選んだ仕事だから」 笑顔でそう答えるTを見て、「強いな」と思った。 聖なる光を失わない、ラピュタの位置を示している 自分の進んだ道を、悩みながらもしっかり歩んでる。 将軍に伝えろ、予定通りラピュタに出発すると ……俺とは違うなぁ。 雲の中では無駄骨です、手は打ちます 心の中で苦笑いしながら飲んだアルコールは、いつもより少し苦い。 どうせヤツらは遠くへは逃げません、航海はきわめて順調ですよ 九時を回ったところで、Nが帰らないといけないと言い出した。 ラピュタは嵐の中にいる、 バスがもう無くなるらしい。 聞こえないのか、このまま進むんだ、必ず入り口はある どちらにしろそろそろ話題も尽きてきた頃だし、お開きの流れになる。 これからです TとNと俺と、お会計。 バカどもにはちょうどいい目くらましだ まぁ俺はカッコよく「俺が多く払うぜ?」と言おうと思っていたのだが、 この辺りだ、これだ!! 一人三千円ポッキリのコースだったので、そんなスキなどあるはずもなく。 撃つな捕らえろ!! むしろTとNが先に払い、俺もその後普通に三千円支払う。 これはこれは王女様ではないか ……万札持ってきた意味無ぇ; 海賊の残りだ、もう一匹その足元に隠れているぞ ボヤいても仕方が無いので、そのままNが乗るバスのバス停まで並んで歩く。 よくよく考えると、結局Nとはあまり話さなかった。 ラピュタの中枢だ、上の城などガラクタに過ぎん まぁ初対面なんで当たり前か。 ラピュタの科学は全てここに結晶しているのだ でもとりあえず今日は「おっぱい」発言はしていないので、 お前達はここで待て それほど変な人には見られてないだろう、たぶん。 ここから先は王族しか入れない聖域なのだ 「あ、じゃあ私ここなんでー」 「あー、そうなんだ?」 「今日は楽しかったですー。また誘ってね?」 当たり前だが、最後の「誘ってね?」はもちろん俺に対してではない。 何だこれは!!木の根がこんな所まで・・・一段落したら全て焼き払ってやる そんな過激発言されるほど俺はフェロモン出してない。 来たまえ、こっちだ・・・くそ〜!あった!!これだ!! ちなみにそれからバスが来るまで5分ほどTはNと話していた。 ここもか!あっ、くそ〜、あった!! 明日も学校で会うんだから別に良さそうなもんだろうに、と俺は感じたが、 お〜、見たまえ、この巨大な飛行石を、これこそラピュタの力の根源なのだ!! 男同士の友情と女同士の友情はまた違うものだろうから、 素晴らしい!!700年もの間、王の帰りを待っていたのだ!! 俺はメールなど来ないケータイで誰かに返信しているかのように装う。 黒い石だ!!伝承の通りだ!! 煙草も吸わない人間にとっての5分は長い。 読める!!読めるぞ!! バスが来た。 私も古い秘密の名前を持っているんだよ、リュシータ Nの笑顔を載せたバスはすぐに車の流れに消えていく。 私の名前は、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ 「あー、ゴメン。忘れてたw」 「あ、そ。てっきりそういうプレイかと思ってたよ」 「すねるな、すねるな」 それからTは時刻表を確認。 君の一族と私の一族は、もともと一つの王家だったのだ 「げ、私たちが乗るバスまだあと40分ぐらい待つんだけど」 「マジデカ」 「どうする?」 しばし考えた結果、俺が出した答えは。 地上に降りた時、二つに分かれたがね 「漫喫?」 分かってる、分かってるよ。 閣下、そんなことをせずとも入れますよ ……他に思いつかんかったのよ、勘弁してくれ。 さあ、何をためらうのです、中へお進み下さい、閣下 「変わってないねーw」 Tは口を開けて笑っていた。 お静かに!! Tは(当たり前だが)最近の漫画喫茶事情には疎かったらしく、 言葉をつつしみたまえ!!君はラピュタ王の前にいるのだ!! ネットやDVDも見放題というのを知って驚いていた。 これから王国の復活を祝って、諸君にラピュタの力を見せてやろうと思ってね 「“漫画喫茶”じゃないじゃん」 もっともな意見だ。 見せてあげよう、ラピュタの雷を!! だがかと言って、 旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ 「漫画ネットゲームインターネットその他諸々受け賜る喫茶」 ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね なんて名付けることも出来ないだろうし、しょうがないとは思うのだが。 全世界は再びラピュタの元にひれ伏すことになるだろう!! そんなことを思いながら番号を言い渡され、とりあえず個別ブースへと向かう。 君のアホづらには、心底うんざりさせられる・・・ 「25……ここかぁ」 物珍しそうにTがブースへと足を入れる。 死ね〜!! 例えて言うなら、猫バスに初めて足を入れた時のサツキ。 あっはっはっはっは・・・。 ……分かる人だけ分かってくれ。 私をあまり怒らせない方がいいぞ!!当分二人きりでここに住むのだからな 二人掛けのソファーと、PCとPS2とテレビとヘッドフォンと。 はっはっは、さっさと逃げればいいものを そんなもんだ。 あっはっは、私と戦うつもりか 特に珍しいものは無い。 素晴らしい!!最高のショーだとは思わんかね!? 「で、どうするわけ?」 「どうするって…まぁいろいろすればいいんじゃねーの」 「……あと30分しかないのに?」 確かに。 ほう、あっはっは、 30分ですることなんて何も無い。 見ろ! 人がゴミのようだ!!はっはっはっは・・・ DVDは本編が始まる前に終わってしまいそうだし、 何をする!! ゲームだって最初のセーブポイントまでいけるかどうかすら微妙だ。 くそ〜 そもそもここでセーブする意味無ぇし。 返したまえいい子だから!!さあ!! 「とりあえずテレビを見るがよいぞ」 「うわ、ここまで来てテレビ?」 Tが明らかに嫌な顔をした。 あっはっはっは、どこへ行こうというのかね!? ……どないせぇっちゅうねん。 あっはっはっは・・・ まぁそれでも特にすることも無いので、 その石を大事に持ってろ!!小娘の命と引き換えだ!! 俺がネットで朝目新聞とかを見せたり、テレビを意味も無くボーっと見たり、 立て!!鬼ごっこは終わりだ!! 15分が過ぎていった。 終点が玉座の間とは上出来じゃないか!!ここへ来い!! 「あーぁ」 Tがボスンっとソファに腰を沈めた。 ラピュタは滅びぬ、何度でもよみがえるさ 飽きたんだろうか。 ラピュタの力こそ人類の夢だからだ!! 俺もキーボードを叩く手を止め、同じようにソファに腰を沈める。 次は耳だ!! ぼんやり。 ひざまずけ!! 「なぁ、お前もう学校の先生口説いた?」 「するわけないじゃん。つか、私も先生だって、一応」 「あー、なるほど」 「ジンキは? 彼女できた?」 「PCの中では百万の彼女が俺に手を振ってるよ」 溜め息。 命乞いをしろ!! 妙に切ない。 小僧から石を取り戻せ!! せめて突っ込めよ。 小僧!!娘の命と引き換えだ!!石のありかを言え!! ちらりと横を眺めた。 それともその大砲で私と勝負するかね!? まだ酔いが冷め切ってないのか、少し頬を赤らめたTがぼんやりと宙を見つめている。 3分間待ってやる!! その視線はどこか虚ろで、頼りなく、 時間だ!!答えを聞こう!! そして、すぅっとこちらへと流れてきた。 あ〜がぁ〜!! 焦点の合わない視線がぶつかる。 あ〜あ〜目がぁ〜目がぁ〜!!あ〜あ〜目がぁ〜あ〜あ〜!! 一瞬、微笑んだ……ような気がした。 チャンチャンチャラン♪チャンチャンチャラン♪ 「んっ・・・」 自分のものではない声に、驚いた。 あの地平線 輝くのは 口に何か触れていることにも。 どこかに君を 隠しているから シャンプーの香りが鼻をくすぐることにも。 たくさんの灯(ヒ)が 懐かしいのは 目の前に、若干しかめ面のTの顔があることにも。 あのどれか一つに 君がいるから 暖かく柔らかいものが自分の胸に当たっていることにも。 さあ出掛けよう 一切れのパン 生まれて初めて、本当に ギョッ とした。 ナイフ ランプ鞄に 詰め込んで 俺か!? 父さんが残した 熱い想い 俺の方からしたのかっ!? 母さんがくれた あのまなざし チ○コ洗ってないのにかっ!? 地球は回る 君を隠して 慌てて、体を離して立ち上がった。 輝く瞳 きらめく灯火 バクン!バクン!と心臓が鳴り響く。 地球は回る 君をのせて これ口からマジで出てくるんじゃねぇ? いつかきっと出逢う 僕らをのせて ちょっと呆けたようにこちらを眺めるTがソファに崩れていた。 父さんが残した 熱い想い 口が渇く。 母さんがくれた あのまなざし 舌が上あごに張り付いて離れない。 地球は回る 君を隠して 「えっと・・・あ・・・その・・・何つーか、アレ?」 何言ってんだコイツ。 輝く瞳 きらめく灯火 心の中でもう一人の俺が笑う。 地球は回る 君をのせて 腹を抱えて笑う。 いつかきっと出逢う 僕らをのせて 大笑いだ。 「シータァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!」 「ゴメ!………ン」 ああ、何やってんだ。 あら? マジで自分が情けなくなる。 思ったよか台詞少ないんだなぁ、ムスカ大佐。 「チン○洗わないで出発」が聞いて呆れる、何押し倒しちゃってるの俺様。 「君を乗せて」まで加えたのに、 いや、そこまでがっつり押し倒してなかったのがせめてもの救いだが、 まだだいぶ余ってますね。 まぁ無理やりキッスィングしたのは間違い無いっぽい。 しょうがないので、 いや、無理やりだったのかしら、ちょっと記憶が曖昧。 ここからは時間までもののけ姫の台詞でも垂れ流したいと思います。 誰かムーディーブルースで時を巻き戻して再生してください。 それでは、 分かる人だけ分かってください。 いきま〜〜す つか、ああ、もう殺してくれ〜〜〜〜ッッ!!!!!! 兄さま! 「あ〜ぁ、もう……もう…何だかね、ジンキは……」 ちょっとだけ笑った。 ちょうどよかった うん、やっぱそんなに気絶するほど美人ってわけじゃないけど、何だかホッとする。 ヒイさまが、みな村へ戻れと とりあえず、腰を下ろしてみた。 ジイジもそう言うの Tは無理やり体を離すことも無く、同じように座っている。 ジイジが山がおかしいって 「マジ、ゴメン」 Tはもう一度少し顔をしかめて、「もういいよ」と笑った。 鳥たちがいないの、獣たちも ……よくねぇよ; そうか。ジイジの所へ行ってみよう。みんなは早く戻りなさい 漫画喫茶を出て、バスに乗って、俺らの住む街へ戻って。 何か来る あんまり話さなかった。 わからん。人ではない ……いや、どうなんだろ。 村の方は、ヒイさまがみなを呼び戻している 話してたかもしれないけど、覚えてない。 来よった ただ覚えているのは、先に降りるTへ言った言葉。 タタリ神だ 「今日は付き合ってくれてありがとな……あと、えっと……ゴメン」 Tはちょっと肩をすくめた。 タタリ神! 「また飲もうね」 一向に面白くないので、ここからは台詞をはしょっていきます。 バス停を降りると、街よりも少し温度の低い風が身を包んだ。 鎮まれ、鎮まりたまえ。 見上げた空に降る星の瞬きも、少し冷たい。 さぞかし名のある山の主と見受けたが、なぜそのように荒ぶるのか 夢のようで、でも今日のことは夢ではない。 里へ下りたのは間違いでした。二人も殺めてしまった でも、たぶん夢だ。 エボシさまの大タタラでさあ。砂鉄を沸かして鉄を造ってるんです 今日のことで、俺とTとの関係が変わることは無いだろうから。 ああ、この愚図。牛飼いが足を挫いて、どうやっておまんま食ってくんだよ 酔った勢いの愚行程度で済まされ、時と共に風化していくに違いない。 ちょっと寂しいけど、それが現実だ。 生きる事はまことに苦しく辛い。 キスだけで運命が回りだすほど、現実の女神は甘くない。 山犬に心を奪われた哀れな娘だ。私を殺そうと狙いつづけている 俺は、「やれやれ」と前を向いて歩き出した。 旦那いけねえ。死んじまう 唇の感触が、今さら思い出された。 私の獲物だよ そして、そのときの味も。 その喉切り裂いて二度と無駄口叩けぬようにしてやる そう、あれは間違いなく、 行け、行け、俺たち人間食う ……香ばしいつくね味。 無礼な猿め。その首噛み砕いてやる いやいや、 人間臭い よりによって、つくねってwww ひどい臭い。鼻がもげそう 俺は苦笑して小石を蹴飛ばした。 追手がかかった。頼むぞヤックル 転がって、転がって、 殺せ、奴を射殺せ そいつはポチャンと排水溝へ消えていった。 シシ神よ。首をお返しする。鎮まりたまえ ![]() ※ちなみに、絶対この演説を反転して見たりとかしないでください。 本当にそういうことはやめてください。 [戻る] |