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所詮この世は弱肉強食
まったくもってありえないですわ。 いや何がって、TSUTAYAですよ、ツ・タ・ヤ。 だってね、俺が住んでいる田舎町では、本屋といえば 「○海堂」(敢えて名は伏せます)って決まってたわけ。 ええ、そりゃ確かに○海堂はしょぼい本屋でしたよ。 街の本屋ではすでに入荷している漫画が発売日より二日か三日ぐらい遅れるのは普通だったし、大人向けのえっちな雑誌とかほとんど置いてないし、もうダメダメだったさ。 でもね、小さい頃からこの腐った田舎町に住んでいる俺らにとっては大切な場所だったわけさ。 いくら発売日が遅れようとも、夢に飢えていた俺らに「漫画」という貴重な産物を送り届けてくれるオアシスだったわけさ。 ところがどっこい、そのオアシスを潰そうとやって来やがったのがTSUTAYAですよ、ツ・タ・ヤ。 田舎なんだからいくらでも場所があるだろうに、よりにもよって○海堂から百メートルと離れてない場所にドーンとおっ建てやがった。 まぁ何だかんだ言ったって、全国規模の店だからな。 夜遅くまでやってる上に、品揃えも豊富だし、何より発売日ちょうどの入荷ときた。 ついでに駐車場は広いし、明るいし、本だけじゃなくCD、ビデオまで完備。 えっちな本だって何でもござれだ。 こんな店に、地方で細々とやってた本屋が太刀打ちできると思うか? 答えはNOだ。 TSUTAYAができた後の○海堂はそりゃ切ないもんだったよ。 店の中に客がいないんだぜ? マジで一人も。 百円ショップとかまで手を広げて何とか生き残ろうとしてたみたいだけど、無駄な抵抗だよね。 今日久々に店の前を通ったら、看板が無くなり、店は真っ暗になっていた。 潰れたのさ。 巨大な歯車の前には、小さな石ころなど潰されるだけの存在でしかないのさ。 俺の頭の中で、「るろうに剣心」の志々雄真実の言葉がこだまする。 所詮この世は弱肉強食。 強ければ生き、 弱ければ死ぬ。 やっぱそんなもんなのかな。 一つの時代が終わった気がした今日この頃。 さよなら、○海堂。 僕らに夢をありがとう。 (´・ω・`) そうそう、後TSUTAYAに一言。 アーマード・コア/NXのサントラぐらい置いとけっつーの!! ヽ(`Д´)ノ [戻る] |