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その出会いは突然に。
いや、この前のことなんだけれども。 俺が相変わらず遅刻ぎりぎりで仕事に向かうためにバイクをかっ飛ばしていたときのこと。 華麗にカーブを曲がりきった直後、“何か” が俺の鼻腔を直撃した。 そう、直撃。 大きさにして恐らく1〜2mm。 無論バイクで走っている俺にそれが何かを確認することなど出来るはずもないので、 まぁゴミか何かだろ。 と割り切って、店についてから確認しようと思っていた。 が。 その数秒後、俺は驚愕の事態にぶち当たった。 鼻に入ったゴミ。 それが、何故かどんどん鼻の奥に行こうとしている!! い、いや……待て。 俺が鼻で空気を吸っているから、流れに乗ってきているだけかもしれん。 とりあえず、鼻呼吸停止だ! …。 ……。 違う!! このゴミは明らかに自主的な動きで俺の鼻腔内を這い上がろうとしていやがる!! 俺は必死で鼻から空気を噴射した。 間違っても鼻から吸い込まないように細心の注意を払いつつ、口で吸って鼻から一気に空気を放つ。 …。 ……。 ダメだ! この野郎、鼻の粘膜にこびりつきつつもそのヌメヌメの中を潜りながら登ってくるという超高度技術を 駆使していやがる!! あああああ、鼻をほじくりてぇぇっ!! でも山道だからハンドルから手を離せねぇっ!! うぉっ! こ、この野郎、ついに禁断のエリアに突入しようとしていやがるぞっ!! ダメだ、そこは! あ、ダメ…そんなトコ舐めたら汚いよ……じゃなくて!! ンなとこに入ったら二度とこいつを下界に放出させることができねぇっ!! しかしそんなことを思っているうちにも、どんどん上がってくるそいつ。 あ、あ、あ、あ、あ…… あああん、そこはダメぇ〜、いやぁ…あぁそこは弱いのぉ〜…… もはや彼女は快楽の奴隷と成り果てていた。 俺はさらに腰の…… …。 ……。 いや。 いやいやいや。 何やってんの、俺!! 『姉とボイン』:びわ姉さん編の真似とかやってる場合じゃねぇよ!! とにかくこれ以上はヤベェ! 俺はバイクを止めて左手を鼻の前に差し出し、 ッフンッッ!! ビチャッ!! 多少の鼻水と共に、何か黒くて小さな豆粒みたいなものが俺の鼻から飛び出してきた。 それはピクリとも動かず俺の手のひらで固まっている。 何だ、コレ? 俺が顔を近づけた瞬間。 フォワァッ!? うねうねと動き出して起き上がろうとしているよ、ママン!! (((゜д゜;))) そいつはむっくりと起き上がると…。 かかかかかか体が伸ービーターッ!!?? (((゜д゜;))) ヒルか。 キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 俺はそのまま気を失……うことは無かったけど、マジで立ち眩みがした。 その日の仕事は…すげぇきつかったよ。 [戻る] |