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レイヤード:
かつて自ら引き起こした「大災害」による大規模な環境破壊から逃れるべく、人類が地下深くに作り上げた 巨大積層都市。しかし、地下都市とはいえ内部を航空機が飛行できるほど広大であり、都市というより実質 一つの小さな国家に等しい。 各層は、居住区を始めとして産業区・自然区・実験区など多数の区画によって分けられており、さらにそれら 階層の間を高速エレベーターが繋いでいる(詳しくはMAP参)。日光こそ差さないが、それに代わる強力な 人工光によって昼夜を再現しており、また水を完全に浄化・リサイクルすることで雨や霧などの天候変化 も可能。地表とほぼ同じ生活を送ることが出来る。 明確な政治的統治機関は存在しないが、Motherの下に「企業」が非常に強い力を持っており、 もはやそれらが政府であると言ってもよい。それゆえ企業間の争いは絶えないものの、基本的に一般市民には 関係のない話であり、市民は企業に逆らおうとしない限り比較的安定した生活を約束されている。 Mother: 人類が地下へ潜った際にその生活全体を統括すべく製造された、地下都市「レイヤード」内の全ての事象 を決定・運行する能力を持つ人工知能型スーパーコンピュータ。警備システムやエネルギー供給施設まで 含めると一区画まるごと必要とするほどの大きさであるため、他の区画とは別階層としてレイヤード最深部 の中枢に存在している。 あまりにも膨大な情報と絶対の管理権を有しているために第三者からの干渉を一切受け付けないように 設計されており、それに加えて自分自身を防衛し点検し修復する機能まで備えているため、聖域とさえ 言われる中枢には誰一人として人間は存在しない。 人間の感情面も考慮に入れるべく人工知能の性別を「女性」と設定していることもあり、一般市民や クレスト社の人間は親しみを込めて「彼女」と呼ぶことも多い。 レイヴン: 莫大な報酬と引き換えに、ACを駆って戦場に赴く傭兵達の総称。 彼らは傭兵として成功すれば使い切れないほどの金と共に名声も手に入れることが出来るが、失敗すれば誰の憐れみも 受けることなく戦場で野垂れ死ぬ運命であり、ほとんどは後者の道をたどる。 それゆえ、管理されているとはいえ安定した生活が約束されているこの世界において自らレイヴンとなる者は 少なく、何かしら切羽詰った事情がある者や生来の変わり者、戦闘にしか愉悦を見い出せない者など、クセの ある人間が多くを占める。 アーマード・コア (AC): パイロットが搭乗する核(コア)パーツを中心に、頭部・腕部・脚部・搭載武器など多岐に渡るパーツを 自由に互換することにより、無限のバリエーションと極めて高い汎用性を可能とする「純戦闘用大型兵器」の 総称。 非常に高価であり、レイヴンとして登録された際に譲渡される最安価の機体ですら一般人には まず手が届かない。 マッスル・トレーサー (MT): 地下世界におけるあらゆる作業に運用される「作業用大型重機」の総称。 ACほどの汎用性は無いものの、機体そのものの種類が桁違いに豊富でしかもACに対して安価であるため、 企業も戦闘の際にACよりMTを起用する場合がほとんんどである。 ミラージュ社: 地下世界最大のシェアを誇る大企業。 文字通り「揺り篭から棺おけ」に至るまでありとあらゆる業界に手を伸ばしており、生活する上でミラージュ社 と関わりを持たないことはほぼ不可能とまで言われる。洗練されたイメージ戦略により一般市民(特に若年層) からの受けもいいが、水面下では非常に強引な手段で他の企業を圧倒・隷従させているという黒い噂も絶えない。 ACパーツにおいても、先進的なフォルムの中に最新の技術を惜しげもなく投入しており、少々値は張るものの その人気は衰えを知らない。また、エネルギー兵器全般においてクレスト社より一歩勝る。 Motherの存在は必要であることは認めているものの、それに管理されることに関してはやや否定的で、 さらなる自由を可能とする新しい「管理者」を模索しているようである。 クレスト社: 地下世界最古の歴史を持つ大企業。 規模においてはミラージュ社に追い抜かれてしまったものの、強大なコネクションと歴史に基づく揺るぎない 信頼は健在であり、他の追随を許さない絶対的な立場を確保し続けている。他企業に対しても比較的穏健な 態度を取ってはいるが、その保守的な考えに賛成しないものには非情な鉄槌が振り下ろされるのは間違いない。 ACパーツにおいては、無骨ながらも安価で確実なパーツを提供することを目標としており、玄人好みの渋い ラインナップが目を引く。また、実弾兵器全般においてミラージュ社に一歩勝る。 Motherに対する依存性は非常に高く、管理されることこそが人間の幸福であるという、ある意味 宗教的な考えも示している。 キサラギ社: ミラージュ・クレストの二大企業に対抗すべく、小規模の企業が多数集結することで勢力を維持している 複合企業体。しかし、実際は二大企業に無い新技術を開発することにほとんど全ての力を費やしており、 企業体というよりも技術者集団といった面の方が強い。 ACパーツも製造しているもののその規模は二大企業には遠く及ばず、またほとんどが試作品であるために 極端な性能であるものが多い。それゆえレイヴン全体として見ると普及率はいまいちだが、中にはそのクセの 強さに惹かれる変わり者が存在することもまた事実である。 Motherに関してはほぼまったくの無干渉で、管理には服するものの、それ以上もそれ以下も関わりを 持とうとはしない。 エディプス社: 長らくキサラギ社の傘下にいたが、ここ数年で急激な成長を遂げて独立を果たした新鋭企業。 主に電子機器を扱うが、最近では他分野への参入も積極的に行っているようだ。特に兵器開発部門の 発達は著しく、複雑な連携行動も可能とする高性能AIを搭載した数々の戦闘用MTは現在多くの企業から 注文が殺到している。また、技術の粋を集めて作り上げた地表都市「エディプスシティ」はレイヤードに 住む者全ての憧れでもある。 しかし一方で、そのあまりの急成長ぶりを疑問視する声も多く、膨大な開発費の出所が今ひとつ不明 であることなども含めて、裏で何かしら危ない橋を渡っているのではないかとの噂も囁かれている。 バッド・カンパニー: レイヴンを含む傭兵たちに依頼主からの任務を紹介する斡旋企業。 もともとは最前線におけるフリーの補給部隊だったが、依頼主の元と戦場とを行き来しているうちにその間を 取り持つようになり、現在はAC用のガレージの賃貸から任務中のオペレーターの配属に至るまでかなり手広く カバーしている。 公平を帰すために全ての企業と絶対的に中立の立場を取っており、任務内での傭兵と依頼主とのトラブルにも 一切関知しない。 基本的に戦場と関わりの無い一般市民からは、興行目的で開催される「アリーナ」の主催者というイメージの 方が強い。 アリーナ: レイヴンが自機を駆って一対一で勝負する競技の総称。 合法・非合法を含めると幾つかのアリーナが存在するが、最もメジャーなものはバッド・カンパニーの主催 する「バッド・カンパニー・アリーナ」であり、一部の例外を除いてこのランキングこそがそのままレイヴンたち の実力であると言っても過言ではない。レイヴンであれば誰でも登録することは出来るが、全てのレイヴンが 対等な条件で対戦できるよう、挑戦権のあるレイヴン(つまり自分より一つ上位のランクのレイヴン)までしか 機体データを閲覧することは出来ない。 ちなみに開催される場所は様々で、専用の闘技場や廃棄された工場、大型駐車場、はたまた自然区の森林で も開かれることがある。基本的に会場費や修理費・弾薬費は全て主催者持ちだが、その代償として主催者は その試合内容を商業目的で公開する権利を有する。 |