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 第一世代強襲型M.A.I.D./No.10 
               【J・ザ・グレイハウンド】



「 うるせぇ 黙れ てめぇも一緒にブチ殺すぞ、クソご主人様 」

 戦闘スペック : 攻撃力S、防御力S、機動力E、持久力A、頭脳C、技量D。
 総合戦闘力 : ランクA


  第七皇子【トーマス】のメイド。
 旧大戦時に活躍した最初期のモデル【アルファベットナンバーズ】の一人で、型番は10号機。かつては戦場で “狂犬”の異名で恐れられていた強襲機体。一対一での戦闘はやや不得意であることは否めないが、一対多数の戦闘に関しては 他のメイドと一線を画す能力を持つ。旧大戦において単体で凄まじい戦果を挙げたものの、大戦終了後は「性格面で矯正 不可能の支障有り」との診断を受け、城の地下室で強制休眠させられていたクセモノでもある。
 本来は目覚めさせられることなど絶対に無かったはずなのだが、今回はとある手違い( ※参照)によって再び日の目を見ることとなった。

 機体そのものは長期に渡る作戦に耐えるため、レーダーや自動照準装置などを標準装備する多機能型の第二、 第三世代に比べるとかなり単純な構造で、家事を滞りなくこなすことや来客への対応などなど、メイドには全く 不要(!?)な機能を全て排除した結果、ソフト・ハード両面においてひたすら頑丈に仕上がっている。敵判別は主に視認で行い、また射撃 の際は右目に専用の照準装置を搭載する必要がある。
 また、まだ高出力ジェネレータが開発される前の機体であるために光学兵器には対応しておらず、武装は全て 実弾兵器のみとならざるを得ない。

 現在彼女が装備しているのは、「帝鉄製鉄パイプ」「ヒートクロウ」「12mmガトリング砲」「パンツァー ファウスト」「マイクロミサイル」「ハンドガン」「グレネード」など。ほとんどは休眠から復活した後に彼女が 無理やり搭載したものだが、鉄パイプのみは旧大戦時から使用している彼女の愛用品。またヒートクロウを装備 している大型の左腕も旧大戦時から装着していたらしい。
 ちなみに、左脚には緊急用の大型ブースターが内蔵されているが、何故それが左脚だけなのかは不明。

 性格は普段の口調からも容易に想像できるが、粗野そのもの。戦場に生き戦場に死す事に愉悦を見い出す生粋 の戦闘狂。際立って知能が低いわけではないが、細かい作戦を立てるぐらいなら直接殴り込みをかける方を選ぶ タイプ。もちろん、乙女の恥じらいなど微塵も無い。右のおっぱい丸出し。
 旧大戦時においても、帝国に対する忠誠心など欠片も持ち合わせていなかったようで、基本的に自分が楽しむ ためだけに戦っていた様子。ただ、戦友に対する友情なるものは一応抱いていたらしい。

 誰に対しても横柄で傲慢。他の人を敬うという精神は残念ながら組み込まれなかったらしい。それは主人である トーマスに対しても同じで、メイドのくせに逆にご主人様に自分の身の回りの世話をさせたりもする。おまけに たまに殴る、蹴る。
 しかしその一方で、自分のことを戦闘機械ではなく一人の女性として扱おうとするトーマスの人間性は認めて いるようで、(自分以外の人が)トーマスの性格や容姿を罵ると不快感を顕わにすることもある。トーマス曰く “ツンデレ”らしいが、基本的にデレ要素ゼロというのが専らの噂。

 自分が基本性能の低い第一世代機であること、また第一世代機の中でもかなり技量が低い機体であることに 関して密かにコンプレックスを抱いており、最新鋭の第三世代機や【神楽】のように技量が極めて高い機体に 対して激しい対抗心を燃やす傾向がある。その感情は、むしろ憎しみと言っても過言ではない。