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コロニー:
広漠とした大地が広がる中で、人類が生存するために作り上げた都市。小さなものまで含めれば相当数が 点在しており、基本的に地下遺跡の発掘場を中心として構築されることが多い。 その規模や形態は様々で、汚染された空気を遮断すべく巨大なドームで覆っているものや、地下から引き上げた 清浄な水を利用してプラント施設を有するもの、中には廃棄された旧世紀の超大型兵器をそのまま居住空間として 利用しているものもある。 巨大なコロニー同士は道路や鉄道で結ばれていることもあるが、中小コロニー間は飛行機が主な輸送手段と なっている。 現在のところ、全コロニーの40%をゾードムが、35%を赫楼連が、20%をIVFが所有しており、残り5%は そのどれらにも属さない完全独立状態となっている。 地下遺跡: 現在人類が生活している大地の地下には数十層に及ぶ広大な、しかしすでに機能していない都市群が無数に 眠っており、人類はそれをひとまとめにして「地下遺跡」と呼んでいる。それがいつの時代のものなのか、 現在の人類と何かしら関連性はあるのかなどなど、多くの人間が調べているが未だ正確な答えは出ていない。 しかし現行の技術を遥かに超えるオーバーテクノロジーの宝庫でもあるため、人類は地下遺跡に潜っては 何かしらを持ち帰り、それを再利用もしくは改良することによって現在の生活基盤を維持している。後述する ACやネクスト、強化人間技術なども全て地下遺跡からの産物である。 企業: 国家や政府に代わり、現在の世界を統治している機構。 その支配体制は単純な売買活動に基づくものだけではなく、司法や教育、福祉に至るまで、生活の全てに関与し それらを管理している。実質は政府の存在と異ならないが、本来の性格上それよりも合理的な面が強い。 レイヴン: 後述の純戦闘兵器アーマードコアを駆る傭兵たちの総称。基本的に報酬次第でどんな仕事でも請け負う。 本来はほとんどがはぐれ者ばかりで、それゆえにこそレイヴン(渡り鴉)と呼ばれていたのだが、コロニーが 企業に征服され始めた頃から特定の企業に専属として付く者たちが増えた。現在はおよそ半数が完全な企業の 飼い犬であると言われている。 ゾードム: ここ十数年で急激に支配権を拡大させた振興巨大企業。現時点で最大の戦力を有すると言われる。 侵攻するコロニーに対して有無を言わさず「服従か、壊滅か」の究極の二択を迫り、事実それを実行することに よって、ついに赫楼連を越える最大規模の領土を築き上げた。ただしその支配権は単純な「力」に基づくものであり、 服している企業やコロニーのほとんどはその支配を快く思っていないと言われる。 トップは妙齢の女性で、ほとんど全ての決定権は彼女一人に委ねられており、それは一種の独裁状態であると 言っても過言ではない。また、彼女の意思によって動く直属のAC部隊「―――」を抱えており、それは 服している者たちや今まさに牙を向けられている者たちの恐怖の的となっている。 第三世代ACパーツに関して言えば、高価格ではあるものの新機能をふんだんに取り入れた最新鋭のパーツを 主に扱っており、赫楼連系よりもエネルギー兵器に対して一歩抜きん出た技術を持ち合わせている。 赫楼連: 地上世界では最も長い歴史を誇る巨大企業連合。今のところ戦力としては二番手に甘んじている。 規模としてはゾードムに抜かれたものの、古参としての企業間のパイプを最大限に利用し、現在も非常に強固な 支配体制を維持し続けている。支配に服するものには比較的穏健な態度を取るが、少しでも逆らった場合は非情の 鉄槌が下されることは間違いない。 血族のみで構成された八人の幹部のもとに組織は運用されており、彼ら一人ひとりの下にはそれぞれ名うての レイヴンたちが一人ずつ付いている。「八賢猿」と呼ばれる彼らは、ゾードムの「―――」に対抗できる唯一の 戦力であると言われ、その実力は折り紙付き。 第三世代ACパーツに関して言えば、必要最低限の機能を搭載した低価格のパーツを主に扱っており、実弾兵器 へのこだわりも相まって傭兵たちからの信頼は厚い。 IVF: ゾードム・赫楼連のどちらにも属さないコロニーや企業の集合体。総合的な戦力は三番手。 Independent Village Federation(独立集落連盟)の略であり、正確に言えば企業ではない。むしろ企業の支配 体制に異議を唱え、コロニーごとの独立支配体制を最終的な目標として掲げている。現在はそのために一時的に 手を組んでいる状態であり、また戦力の慢性的な不足ゆえに来る者拒まずの状態であるため、全体の連帯感は今 ひとつ心もとない。 トップは参加しているコロニーや企業の中から定期的に投票をもって選ばれる民主制を取り入れており、直属の レイヴンも所有しているものの二大企業のそれに比べるとやや見劣りする感が否めない。 第三世代ACパーツも共同研究により開発しているが、外部パーツよりも内装や武装関係がほとんどで、しかも 二大企業に対抗すべく特殊な性能に特化したものを提供することが多い。 マッスルトレーサー(略称「MT」): 本来は作業用の大型機械全般を指す言葉だが、コロニー同士の衝突とそれに伴う紛争が増えるにつれ、やがて 戦闘用の大型兵器全般も包含するに至った。むしろACやACNに属さない全ての大型機械は全てMTであると 分類されることもある。また、現在MTと呼ばれるものの約半分は純粋な戦闘用メカとして製作されている。 珍しくもほとんどが現在の人類が独自に作り上げたものだが、ACやネクストすらも凌駕する規格外サイズの大きさを 誇るものや性能を限りなくACに近付けたものなどは、地下遺跡の技術が盛り込まれている場合も多い。 ACに比べてコストが格段に安く、構造が単純で使用目的が明快なものはかなり量産が効くため、企業の 実働部隊などに多数配備されることが多い。それらの中には、作戦遂行のために無人で動くことが出来るよう 改造されているものある。 アーマードコア(略称「AC」): 人類が地下遺跡から発掘した純戦闘用大型兵器。 「コア」と呼ばれる胴体部分を中心として、規格が統一された頭部・腕部・脚部・内装機器・装備する 兵器などを自由に組み替えられる「コアシステム」を採用しているためにほぼ無限のバリエーションを誇り、戦況 に応じて最適な装備で出撃できる高い汎用性が最大の長所。無論、装甲や機動力に関してもMTとは比較にならない 性能を持つため、ネクストが発掘されるまでは戦場における切り札とみなされていた。 発掘される地下層によって世代が分かれており、世代ごとに規格が微妙に異なるために基本的に同一世代同士 でなければパーツの互換はできない。 第一世代: 地下中間層から発掘される世代。 ACの基本的構造が最も顕著に現れており、パーツそのものの数はやや少ないが安定した性能が魅力。後期の 世代に遅れを取る面もあるが、構造の単純さとコストの低さが幸いして使用者が絶えることはない。 第二世代: 地下表層から発掘される世代。 第一世代よりも複雑な構造を持っているパーツが多く、特殊な能力に特化したものも少なくない。潜在する ポテンシャルを完全に引き出せるかどうかは搭乗者しだいとなる。 第三世代: 第一・第二世代パーツを研究・分析した企業が新規で作り上げたパーツ群。当然ながらパーツ総数が多く、 現在最も流通していると言える。 企業ごとに若干の特徴があり、ゾードム系は高価格ながら高性能なもの、赫楼連系は低価格で無骨なもの、IVF 系は一部の性能に特化したものが多い。 アーマードコア・ネクスト(略称「ネクスト」): 蜥蜴重工が辺境のコロニーの地下最深層で発掘した超規格の純戦闘用大型兵器。当初は重工が発掘した2体のみ の存在と思われていたが、その後他のコロニー地下でも発掘されることが分かり、現在は多くの企業がその発見に 躍起になっている。 ACと同じくコアシステムを採用していることからACの進化系であると思われるが、その戦闘力は明らかに ACのそれを圧倒的に凌駕する。周囲の粒子を反応させることによって得られる一時的なバリアや音速に近い 機動力、桁外れの火力など、個体としての戦闘力を極限まで高めており、まさに一騎当千という言葉を具現化した かのような力を持つが、反面絶対数が少なくコストも極めて高いために実戦配備数は少ない。また、互換システム こそ持つものの、実際はパーツ数がかなり少ないためにほとんどがワンオフ機となっている。 脳と機体を直接繋ぐ特殊な操縦方法をとるため、操縦には単純な技術のほかに「適性」と呼ばれる要素が必要で、 それによってネクストの総合的な戦闘力は大きく上下する。 |