|
遥か遠い未来――― 人類は汚染しきった大地で這うように暮らしていた。 我々はどこから来たのか? 我々はどこへ向かおうとしているのか? その問いに答えられる者は存在せず、 ただ人々は地下世界に眠る旧世代の遺跡を掘り起こし続け、 それを糧として穏やかな繁栄と衰退を繰り返していた。 やがて力ある「企業」が政府に取って代わり、 点在する集落(コロニー)を次々と手中に治め始めるに当たり、 その戦力として傭兵たちの需要が急速に高まる。 特に、地下遺跡から発掘される純戦闘用兵器 "Armored Core" を駆る者たちは「レイヴン」と呼ばれ、 全ての戦場における主翼を担うようになった。 ―――それから数十年後。 新鋭の巨大複合企業『ゾードム』 古参の企業連盟『赫楼連』 そしてそれらに属することを不服とするコロニー同盟『IVF』 世界は三つに分断され、 拮抗した戦力は脆い平和を生み出そうとしていた。 しかしその矢先、 辺境のコロニーを所有する小企業『蜥蜴重工』が、 突如として『ゾードム』からの独立を宣言する。 巨大な猛獣に反抗する一匹の小蜥蜴のごとき愚行。 世界はそれを嘲笑ったが、 その蜥蜴が猛毒を持っていたことには誰も気付かない。 『蜥蜴重工』の切り札――地下遺跡最深層から発見された2体の超規格戦闘兵器、 Armored Core "Next" 既存の兵器の概念を覆す圧倒的戦力の前に『ゾードム』は全ての襲撃部隊を撃破され、 最終的に『蜥蜴重工』の独立を認める苦渋の決断に至り、 そしてそれ以降全ての組織は、この新兵器の発掘と戦場への投入に力を注ぐようにる。 それは新たな戦争の始まりを意味していた……。 |